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2013年9月11日 / お知らせ

平成25年度 発達障害者就労支援セミナー開催について

現在、作業療法の発達障害当事者への関わりは療育を受けることが出来る学齢期までが多いことと思います。

 しかし当事者は青年期・成人期に達すると適したケアを受ける機会がなくなり、身体・精神・社会面での悩みを抱えながら生活・就労をしているのが現状です。

 そのため、発達障害があることから二次的に精神疾患を発症する事例も多く、作業療法でも精神障害の分野では当事者に関わる機会が多いのではないかと思います。

 また、発達障害の身体的・心理的・コミュニケーションなどの障害には、先天的な脳の機能不全からくる感覚の特性が大きく関わっていることがわかってきています。

 障害特性の要因や対処法について、多方向からの評価やケアを行なえる作業療法はもっと関わっていくことが出来る分野なのではないかと思っております。

 是非多くの作業療法士の皆様に、青年期・成人期の発達障害に興味を持っていただき、作業療法を通して関わっていただける作業療法士の方が増えていければと願っております。

 

お忙しい中とは存じますが、作業療法士の皆様のご参加をお待ち申し上げております。